Strings Diary

自称ライトな鉄道マニアが書く日常と思い出語り。

【2024年GW旅行記】煙と酒と新緑と。

大学の時間割をうまく組んでしまって週休4日なので、もはや平日も休日も関係なく旅行する私。いつもの通り新幹線改札を通り、今日はやけにファミリーが多いなあと思ってようやく、そうか今日はゴールデンウイーク真っただ中だったと気づくありさま。

とかいうふざけたことは言わないでおきますが、JRが運行する季節臨に乗りに行ってきました。


【1日目】「SL高崎駅140年水上」

水上まで普通列車で行こうと考え、東京から普通列車グリーン券を前橋までJRE POINTで買いました。トイレにも行きたかったので、すぐ来た宇都宮線直通の普通列車に乗り、大宮で乗り換えてやろうと考えたのが甘かった。

大宮までは座れたのですが、大宮からの高崎線が混んでいて、座ることができませんでした。グリーン車が満席であれば、手続きを踏むことでポイントを戻してくれるのですが、もう大宮まで使ってしまいましたので、そんなことは通用しません。

おまけに踏切内自動車立ち往生に線路内人立ち入りが重なるという悪条件。もういいやということで高崎まで新幹線で行くことにしました。今日の指定席は満席だから立席特急券の発売があるだろうと考えたからです。大宮から新幹線に乗れば、高崎まで20分なので、それくらいは立っていこうというわけです。

おまけに自由席特急券と同額です。発車1分前にホームに行く私が座る自由席なんて1席たりとも残っていませんので、自由席特急券で座る権利を持っていたとしてもなんの役にも立たないのです。我ながらいい選択をしました。

立席特急券は自由席特急券と同額です

立席特急券の発売枚数には余裕があったみたいで、この通りがらがらのデッキに立って快適に移動できました。

高崎までくればあとは大丈夫です。上越線には座ることができました。が、1本前の列車に乗れましたので、どこかで途中下車しようと思い、選んだのは後閑駅。駅前にみなかみ町役場もあるから、なにか時間をつぶす場所はあるだろうと思ったからです。

お昼ご飯は先日静岡で買ってきたうなぎパイ。今日もランチ代を浮かせることに成功しました。・・・って新潟が旧字体

駅の周りには意外と暇をつぶせるような場所はなく、一眼レフを構えて211を撮影してみることにしました。と思ったら、団臨E655系和が通過。越後湯沢に行った帰りだったようです。

めっちゃ逆光。私には撮影技術がないのです。

そして水上駅に到着。すでに大勢の鉄道マニア(=同業者)が集まっていました。私もSLの入換を見物。

名物・湯乃花饅頭を買うべく、お土産屋さんを3件はしごしましたが、なんと目の前で売り切れてしまいました。まあそう遠くないうちにまた来るでしょうから、そのときのお楽しみとしておきます。

列車は定刻で発車。発車直前にえきねっとで空席を確認したところ、9割以上売れていましたが、いざふたを開けてみると、実際の乗車率は50%ほど。1人も座っていないボックスこそないものの、私の区画のように1人だけしか座っていないところも散見されました。指定だけとって乗らないという不届き者が一定数いるということなのでしょうか。乗り遅れがこんなにいるなんて思えません。

客車は非冷房で、扇風機はあるものの直射日光が入ってきて、気温は上がっていきます。とはいえSLですので、トンネルの中で窓を開けるなんてご法度です。Wikipedia上越線のページを参考に、ここをすぎればもうトンネルはないということを確認してから、窓を全開にしました。初夏の風が入ってきて、なんともいえない爽快感でした。

結局3分遅れで高崎駅に到着。群馬県警の警察官が2名いらしていました。

 

【2日目】「あいづSATONO」

連休最終日も出かけてきました。今度は立席特急券ではなく、自由席特急券で郡山へ。私の乗った下りやまびこ号の自由席はかなり空いていましたが、上りは朝から混雑を見せていました。

そしてこちらがあいづSATONO号。リゾートあすなろを改造して今年4月から走り始めた新しい観光列車です。今日はグリーン車ですが、身もふたもない言い方をすれば、グリーンとはいえただのボックス席です。快適さだと普通車のリクライニングシートの方が勝っているのではないか・・・とも思ってしまいます。あちらのシートピッチはでかいですからね。

グリーン車には、2人掛けと4人掛けのボックス席のほかに、窓を向いた1人用の席もありますが、磐梯山とは逆側です。

前から2両目、緑の車がグリーン車です。

車内販売では猪苗代地ビールを売っていました。ピルスナーヴァイツェンの2種類がありましたが、違いを知らない私は直感でヴァイツェンを選択。フルーティーで飲みやすく、気づいたらなくなっていました。

磐梯山を横目に飲むビールはうまいぞ。

指定券は喜多方までとっていましたが、会津若松で下車。レンタサイクルで鶴ヶ城など市内をめぐろうと思っていましたが、あれ、飲んじゃったじゃん。飲酒運転になってしまうので、バスで移動しました。バスの方が安上がりなのでいいんですけどね。

鶴ヶ城を30分ほどで見学する羽目になりました。内部の展示は充実していて、かなり読みごたえがありました。30分ではとても足りません。

なぜ時間がないのかと言えば、ここから6時間かけて東京に帰るからです。乗車券は会津若松から買っていましたが、トロッコ列車会津浪漫星」号には七日町駅から乗車。トロッコ席とお座敷席、それに展望席があるのですが、私はお座敷席を選びました。JRのお座敷列車もなくなってしまいましたからね。485系の華に1回だけ乗りました。

会津若松の出札で4社連絡の補充券を学割で出してもらいました(会津鉄道の車掌さんにはあとで入鋏を受けました)

キハ40を改造した列車に揺られて眺める景色は最高です。途中3回ほど、橋の真ん中で止まって写真撮影タイムが設けられました。

ちょうど新緑の季節で、緑がとてもきれいでした。

下今市までは、途中下車をしながら普通列車を乗り継いでごとごと。普通列車とはいえ、特急リバティの車両だったり、リクライニングつきの豪華普通列車だったりしますので、快適です。

下今市からは満員御礼の特急スペーシアX12号。出補は北千住で途中下車してそのままいただいてしまおうと考え、改札で下車印をお願いしたところ、「下車印が見当たらないので、無効印でいいですか」と聞かれました。いいわけないだろふざけんじゃねーーーーっ!!と心の中で駅員さんをぶん殴っておきました。

他の改札に行こうかとも思いましたが、だるかったので、駅名小印で妥協しておきました。もう使わないですし。

 

乗車券の話

今回使った乗車券はこちら。先日大学の友人と3人で、4限が終わったあと名古屋に直行、1泊してモーニングを食べて翌日また大学に行くということをしまして、そこからの続きとなっています。3件を通しで買った方が安いのです。

熊谷発になっている理由は、秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗りに行ったからです。どうせならということで全部くっつけました。

 

p.s. 編集後記

更新頻度が落ち気味。書く気力が起きません。はてブロのエディターが微妙に使いにくいんですよね・・・という言い訳でもしておこうかしら。