Strings Diary

自称ライトな鉄道マニアが書く日常と思い出語り。

列車内に荷物を放置して途中下車したら

私は暇人大学生です。毎週火曜日は授業をひとつもとっていませんので、ただでさえ暇なのにもっと暇です。暇ならどうするか、出かけようではありませんか。ということで、都区内発島田行きの乗車券を購入。東海道線ぶらり途中下車の旅です。

熱海からはJR東の株主優待割引を適用した乗車券を使用しました。

都心からはもちろんグリーン車です。JRE POINTで無料で乗れますからね。グリーン料金の改定など私には1ミリも関係ありません。で、本当はだめですが国府津駅で途中下車。この日は遅れている後続の踊り子号を退避するということで、よっしゃこれは停車時間が長めだぞと思い、改札の外に出ました。手元でJR東日本アプリをみながらNewDaysで108円のお茶を買ってすぐに戻ったつもりでしたが、なんとびっくり。列車はそのまま発車してしまいました。

NewDaysの108円の緑茶を片手に国府津の改札さんに申告。いろいろと手をまわしていただいて、執着の熱海で保管してくれるだろうとのことで、私は後続の普通列車で熱海に行きました。グリーン車に乗る権利も持っていたはずですが、さすがに申し訳ないので普通車にしましたよ。

住所や名前を記入し、本人確認書類として学生証を提出すると引き渡してもらえました。私も向こうも相当な手間でした。すいませんでした。

Twitterでも同じことを言っている方が散見されましたが、丹那トンネルにもついにスマホの電波が入るようになりました。感動。などといっていたら新蒲原で途中下車。下車印をもらおうとしましたが、改札はお昼休みでした。

駅の周りをぶらぶら。歌川広重東海道五十三次の中でも最高傑作のひとつといわれる「蒲原夜之雪」を記念した石碑が建っていました。なかなかにいい雰囲気の宿場町でした。

右は蒲原宿の本陣跡(たぶん)

結局日本一長い木造の歩道橋である蓬莱橋に行ってみました。駅から歩くと遠いですが、見る価値はありそうです。コミュニティバスもあるとかないとか。

ここの観光のミソは橋を渡ったあとにあります。明らかなジモティーおじさま方がテントでお店を構えていらっしゃいますが、ビビらずに奥へ進んでいきます。ちょっとした山?丘?になっているところを分け入っていくと、フォトスポットがあり右のような写真が撮れます。

そういや夏の旅行で北陸線に乗ったときのこと。南今庄とかだったでしょうか、サンダーバードの通過待ちをするとか言って降りて行った人がいました。なにかを買いに行ったのでしょう。結局通過待ちはせずに発車しますとなって見事に乗り遅れた人がいました、彼女と思しき連れはなにやらにやにやしていて面白かったのを覚えています。真っ暗な南今庄駅(たぶん)にひとり取り残されたときの気持ちは想像に難くありません。