Strings Diary

自称ライトな鉄道マニアが書く日常と思い出語り。

はじめて特急列車のグリーン車に1人で乗る中学生【きっぷで思い出語り#8】

彼女に振られ、部活もなんだかなあと思い始めた中学3年生の私。小田原に出かけたちょうど1週間後には土浦に行きました。もちろん目的はありません。駅の写真すらありません。あるのはきっぷだけ。

えきねっとで買えばいいのにと突っ込みたくなりますが、LINE Payのデビットカードを使っていた当時の私は非常に面倒なことをしていました。現金でもらったお年玉やおこづかいを、セブンのATMに持っていき、LINE Payにチャージしなければいけなかったのです。いつでも近くにATMがあるわけもなく、「C制」の表示にこだわった私はずいぶん苦労しました。大学生になった今は、クレジットカードを使いまくっています。

常磐線普通列車でえっちらおっちら土浦に着いたはいいものの、あれ、もう帰んないといけない時間がせまっていることに気づきました。両親には学校に行くと言ったまま家を出ていますので、学校から家に帰ってきて不自然ではない時間に家に着く必要があったのです。

 

なぜか1時間間違えていたような気もしますが、とにかくはやめに帰ろうと思い、すぐやってくる特急ときわ号に乗ろうと思いました。で、MVをいじっていたわけです。

ところが。普通車の窓側が満席ではないか。

今考えれば、満席ということはさすがにないんじゃないか・・・と思わなくもありませんが、とにかく私はグリーン車の指定券を買っていたのです。

ずいぶん深く倒れるリクライニングに驚いた記憶があります。途中の停車駅では、ホームで待つ人の目線が気になって、ブラインドを完全にさげてしまいました。