Strings Diary

自称ライトな鉄道マニアが書く日常と思い出語り。

SLの煙にいぶされて【日本半周'24冬#5】

北海道に来て4日目。この日は釧路からSL冬の湿原号に乗りに行きました。雲一つない晴天。さわやかな冬晴れ、という言葉がよく似合う朝です。

左の写真は新得駅前。ロータリーが雪で埋もれています。ここに飛び込んで人の形をつくりたいとかいう人の気持ちがわかりません。服の隙間から雪が入り込んで冷たいし濡れてだるいし、いいことないじゃん。

そんなことはどうでもよく、きたる3月31日をもって廃止となる、根室本線富良野新得間9駅の記念入場券を2,000円で迷った挙句購入。富良野新得の分は子ども用の入場券もあります。

8時50分のおおぞら1号に乗車。釧路でSLにちょうど接続する列車ですので、混んでるかと思いましたが、そうでもありませんでした。

釧路では8分の接続時間のあいだに改札を飛び出して出札に並び、北の大地入場券を購入。

3人ほど並んでいましたが、やばい!!間に合わない!!ということもなく、ホームを走る、将来を担う(?)若き鉄ヲタたちを横目に普通に乗りました。接続8分もあれば余裕ですな。

車内に荷物置き場などというものはありませんので、車内はとても狭く、車内販売もご覧の盛況っぷり。私は銘菓「丹頂鶴の卵」を購入。一応貧乏旅行中ですので、これをお昼ご飯にするつもりです。正直に書くと、かもめの玉子にそっくりでした。美味。

塘路駅に到着。運よく本物の丹頂鶴を見ることができました。特別天然記念物ですよ。ちょうど飛び立つ様子も見られました。

思えば初めて客車列車に乗った気がします。標茶ではもちろん入換の様子を見ていました。ノロッコ用のDE10が補機としてくっついていますが、どうやって運転しているのでしょうか。その方面には詳しくありませんので、不思議です。

激せま客車の旅も終わり、駅近くの休憩所で一休み。乗ってこられた方の大半は釧路行きのSLにも乗られたようで、発車後は街が静かになっていました。ただ、標茶ではSLの向きを転換させることができませんので、釧路行きはうしろ向きに進んでいく格好になります。

2時間半後の普通列車で再び北上。こいつがまた混んでいまして、途中までデッキに立つことになりました。座れたとしても海とは反対側で、流氷はわずかばかりカメラにおさめておきました。

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