車内が狭い臨時列車「SL冬の湿原」号を満喫し、網走駅前の東横インに宿泊。もっと安い宿はあったのですが、面倒くさくなってやめてしまいました。仕方なく、と言う感じです。
午前中はもれなく網走監獄へ。内部はなかなかの充実ぶりで、全部見ると思った以上に時間がかかりました。
「北海道の開拓は、半ば囚人の手によってなされた」。囚人と看守ともに過酷な労働の結果、原野の北海道が開拓され、現在のような便利な環境が整ったのです。その間にいったい何人の方が亡くなったことか。。。
北見のハッカ記念館に立ち寄って、旭川で一泊。翌日の午前中は留萌線の深川~石狩沼田間を乗りつぶしてからいよいよ宗谷線で北上します。その前に旭川の東武トップツアーズに寄ったのですが、なんとマルス端末が撤去されていました。事前情報では設置されているとのことでしたので、残念なことこの上ありません。ちなみにこちらのサイトを参考にしました。
ここからは、北の大地入場券を求めて2日間かけて宗谷本線を文字通りなめまわします。なにせ本数が絶望的ですので、駅巡りにはこうするしかないのです。
宗谷本線の旭川地区と並走するバスを使えば、もう少し多くの駅を訪れることも可能です。当初は小説『塩狩峠』の舞台である塩狩駅に行くつもりで、調べたところ名寄で7分の接続でバスを発見。塩狩峠記念館に行こうとしましたが、冬季休館ということで、今回はやめにしました。
稚内ではライダーハウス「みどり湯」に宿泊。ライブドアブログをほぼ毎日更新なさっていて、私の写真も載せてくださっています。
北海道フリーパスを利用して、出札で朝一番のサロベツ2号の指定券「稚内→音威子府」をお願いしたところ、旭川までにされてしまいました。「音威子府」の印字見たさもあり、きっぷは注文通りに作ってくれよと突っ込みたくなりましたが、車掌に申し出て音威子府で降りてくれとか言われる未来が見えて、だるかったので何も言いませんでした。
天北線の資料室は9時30分から開くようで、見学することはかないませんでしたが、美深にある美幸線の資料室は見学することができました。簡易委託で補充券も気軽に売ってくれる駅として有名な美深ですが、鉄道グッズもたくさん売っています。こちらが私の収穫。
美深からはサロベツとライラックを乗り継ぎ、この日は札幌の東急REIホテルに宿泊。2人ツイン、朝食つきで9,000円もしませんでした。